排水管のチェックポイント

排水管のチェックポイント
引用:引用元一覧に記載

排水管に異常があると、嫌な臭いがする、水が流れる際にごぼごぼと音がする、流れが悪いなどの症状があらわれます。また、集合住宅では、床下から嫌な臭いがする、天井から雨漏りのように水が漏るなどの問題があらわれます。

その臭い、排水管の詰まりが原因かも・・・

キッチンや浴室の排水口の流れが悪く、また水が逆流してくる、嫌な臭いがする、といった場合、排水口単体の問題ではなく、排水管に何らかの問題があることもあります。排水管はつながっているので、キッチンで水を流したのに浴室の排水口の蓋が持ち上がる、といった場合もあります。その一例をご紹介します。

キッチンの油汚れが溜まると・・・

排水管詰まりの1つの事例をご紹介します。
築20年の一個建ての家で、キッチンで水を使うたびに浴室の排水口でゴポゴポと音がするようになりました。そのまま放置したところ、しばらくすると浴室の排水口の水が流れなくなりました。排水口自体の清掃は行っていたので、排水口周辺に詰まりはありません。結局、業者を呼んでチェックしてもらうことに。

原因は、キッチンからの長年の油汚れ

特に油ものばかりを流していなくても、排水管には次第に油汚れが吸着していきます。排水管詰まりは、キッチンから流れた油が蓄積されたことによるものでした。下水につながる排水管を油が塞いでいたため、キッチンで流した水が浴室に向かい逆流していたことが原因でした。対処としては、高圧洗浄機を用いて油汚れを流しました。これは、業者でないと対処することができません。こうした油汚れを防ぐには、日ごろからパイプクリーナーなどで排水管を洗浄することが大切です。

経年劣化にも注意が必要です

排水管の詰まりの他に、排水管の経年劣化によるサビなどから水漏れを起こすこともあります。ネジなどのパーツのサビのせいで、接続部から水漏れを起こす場合も考えられます。排水管は、排水口のすぐ下以外は目で見て状態を確認することができません。築年数の古い建物ほど、排水管の劣化に気をつけたいところです。

排水管詰まりでも、トラップ部分なら対処が可能

排水口のすぐ下にはU字を組み合わせたような「排水トラップ」という構造の部分があります。これは、虫の侵入や下水の逆流を防ぐためのものです。洗面所で水の流れが悪くなることがありますが、このトラップ部分の詰まりが原因の場合もあります。これには、手間はかかりますが、自分で対処することもできます。

排水トラップの洗浄で詰まりを解消する

〈用意するもの〉
・バケツ
・歯ブラシ
・柄の長いブラシ

【1】排水トラップが収納の中にある場合は、中のものを出しておきます。
【2】排水トラップの下にバケツなど水を受けるためのものを置きます。
【3】排水トラップのネジを緩め、ナットを外して水を抜きます。
【4】水を抜いたら排水トラップを外します。2か所のナットを緩めることで外れます。
【5】トラップを外したら、歯ブラシで汚れをこすり落としながら水で流す、を繰り返します。
【6】次に蛇腹排水管を取り外し、柄の長いブラシで掃除していきます。蛇腹排水管はトラップの上の逆U字の部分で、構造上汚れが溜まりやすく、汚れが塊になっていることが多いので、汚れは取り除いたらゴミとして捨てるようにしましょう。排水口に流してはいけません。
【7】排水トラップの清掃が済んだら、日の当たる場所に置き、乾かしてから元に戻しましょう。

まとめ

排水管の異常を知るには、臭いや音、水漏れなどに気を配ることです。特に、水を使っているのとは別の排水口で異常な音がするような場合は、排水口の近くではなく、排水管のどこかで詰まりが起きている可能性があります。できれば放置せずに、業者に相談するなどの対処をするようにしましょう。排水管のメンテナンスは自分ではなかなかしづらいものです。定期的に業者によるチェックを受けることをおすすめします。

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